受験前日・当日に実力を発揮するための過ごし方
受験は、これまで積み重ねてきた努力を発揮する日です。
新しい知識を詰め込むよりも、「普段通りの力を出せる状態」を整えることが大切です。
ここでは、受験生を長年指導してきた経験から、前日と当日に意識してほしいポイントをご紹介します。
受験前日に大切なこと
① 新しい問題集には手を出さない
受験前日は、不安から難しい問題に挑戦したくなることがあります。
しかし、解けない問題に出会うと自信を失い、本来の力が発揮できなくなることがあります。
前日は、
基本事項の確認
よく間違える問題の見直し
暗記事項の最終確認
程度にとどめておきましょう。
② 睡眠時間を最優先にする
夜遅くまで勉強しても、集中力が低下した状態では効率が上がりません。
試験当日に頭をしっかり働かせるためにも、普段と同じ時間帯に就寝することをおすすめします。
③ 食事は「いつも通り」
受験だからといって特別なものを食べる必要はありません。
消化に負担がかかる食事や、食べ慣れていないものは避け、普段食べ慣れている食事を適量とることが安心です。
④ 持ち物を前日に確認する
当日の朝は意外と慌ただしくなります。
前日のうちに、
受験票
筆記用具
時計
上履き
ハンカチ
ティッシュ
飲み物
などを確認しておくと安心です。
適度な気分転換も大切
前日は勉強だけで一日を終える必要はありません。
軽く散歩をしたり、好きな音楽を聴いたり、家族と少し話をしたりして、気持ちを落ち着かせる時間をつくることも大切です。
受験当日に意識したいこと
① 少し早めに到着する
時間に余裕があるだけで、気持ちにも余裕が生まれます。
交通機関の遅延なども考え、早めの行動を心掛けましょう。
② 緊張するのは当たり前
「緊張してはいけない」
と思うほど緊張は強くなります。
適度な緊張は集中力を高めてくれるものです。
自分だけではなく、周りの受験生も同じように緊張しています。
③ 深呼吸で気持ちを整える
試験開始前は呼吸が浅くなりがちです。
ゆっくり息を吸い、ゆっくり吐く。
これを数回繰り返すだけでも、気持ちが落ち着きやすくなります。
④ 直前確認用の小さなノートを作る
試験会場では長時間勉強するよりも、
漢字
英単語
数学の公式
理科・社会の重要事項
などをまとめた小さなノートを確認する程度がおすすめです。
見慣れた内容を見ることで安心感にもつながります。
⑤ 寒暖差への準備をする
試験会場は、暑すぎる、寒すぎるといった、環境が予想と違うことがあります。
カーディガンや上着など、脱ぎ着して調整できる服装がおすすめです。
保護者ができる一番のサポート
試験当日は、お子さん自身が一番緊張しています。
「頑張って」
よりも、
「いつも通りで大丈夫」
「ここまで頑張ってきたから大丈夫」
という言葉のほうが、安心して試験に向かえる子も少なくありません。
まとめ
受験で実力を発揮するために大切なのは、特別なことをすることではありません。
睡眠をしっかりとる
普段通りの生活を心掛ける
持ち物を確認する
気持ちを落ち着ける
自分を信じて試験に向かう
これまで積み重ねてきた努力は、一日で変わるものではありません。
受験当日は、自分の力を信じて、一問一問に落ち着いて取り組んでください。