1. HOME
  2. ブログ
  3. 子どもの発達
  4. 国語塾リポート
  5. グルテンフリー1カ月。感情が安定し指導しやすくなったと学校の先生から評価

記事

国語塾リポート

グルテンフリー1カ月。感情が安定し指導しやすくなったと学校の先生から評価

食べたものが、感情や思考・理解力などとすぐに結びつくことを改めて実感したエピソードをまた1つ、紹介します。

国語塾に通う生徒さん(中3女子)のお母様から、こんなメッセージをいただきました。

グルテンフリー1カ月。感情が安定し指導しやすくなったと学校の先生から評価

小宮先生

本日、嬉しいことがありましたので、ご報告のメールをさせて頂きます。

1ヶ月ほど前に、小麦と牛乳除去のお話を娘にして頂き、娘から
「先生から言われたからしようかな」
と、始めました。

乳製品を食べないのは辛いとのことで、小麦の除去だけというゆったりとしたものでした。
でも本人の意思は固く、家族がうどんを食べていてもフォーを用意すると文句も無く食べ、スパゲティもグルテンフリーのものを買い、案外と大丈夫ねと話しながらの1ヶ月でした。

本人からはイライラしないと聞くものの、私の実感は無く、「いつまで続けるの?」と話したりしていました。
それが、今日、学校の補修で教わっている先生に、
「この1ヶ月イライラしないので、とても教えやすい」
と言われびっくり。
この1ヶ月とは、除去を始めた後。
第三者が見ても分かる効果にとても嬉しく思い、ご報告をメールさせて戴きました。



 

グルテンフリーとなぜ子どもの能力が関係しているのか

抗生物質などの投与や偏った食生活などにより腸内細菌叢のバランスが崩れ、腸内においてカンジダ菌が異常増殖すると、菌糸を伸ばしてカンジダ菌が腸管全体に広がり、酵素を分泌することで腸管壁を傷つけ、未消化タンパク質や菌・ウイルスなどが腸管壁から血液中に漏れてしまう
「LGS=リーキーガット症候群」
と呼ばれる状態を引き起こすことが分かっています。

リーキーガット症候群には

・過敏性腸症候群や潰瘍性大腸炎などの腸の病気
・偏食(無性に甘い物を欲しがるなど)
・花粉症、喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー
・自閉症スペクトラム障害、ADHDなどの発達障害
・不安障害、強迫性障害、統合失調症、うつ病など
・頭痛、発熱

ほか、様々なものがあります。

また、カンジダ菌から産生される「アセトアルデヒド」という物質が、慢性の頭痛や慢性疲労症状、抑うつ症状、パニック障害、などの様々な症状を起こします。

糖類は腸内のカンジダ菌が増殖するための栄養源になり、特に砂糖(二糖類)やブドウ糖(単糖類)などの、単純糖質を好んで増殖します。

砂糖や砂糖が含まれている菓子類などをあまりとらなくても、小麦製品や白米といった精製された高糖質食品や、ファストフード、出来合いの総菜、加工肉、ドレッシングやソース類などに含まれる糖類のせいで、カンジダ菌の異常増殖を招いている可能性もあります。

子どもの集中力がない、同じことを何度言っても、何度も繰り返す、ぼーっとしている、いつもだるそうにしている、などといった症状がみられる時には、まず、小麦製品を除去するグルテンフリー食をためしてみましょう。

小麦粉を水でこねると粘性と弾力性を持つため、加工しやすくなることからパンやピザ、めん類など様々な製品に利用されています。
これは、グルテニンとグリアジンという2種類のタンパク質が絡み合ってできた、「グルテン」の性質によるものです。


しかしグルテンを含む食物を摂取すると、小腸にダメージを受け、食物が適切に吸収されなくなる・中毒性が生じるといった可能性が指摘されています。
数時間~数日経った後に頭痛やだるさ、便秘や下痢、やる気が出ない他様々な症状が現れることもあり、小麦が原因だと気づかないケースが多いようです。


おすすめ記事島根県立大学出雲キャンパス看護栄養学部・大学院・別科助産学専攻:グルテンフリー

もちろん、小麦だけではなく、同時に糖類や、乳製品も断つことも必要です。
(糖類は、上記通りカンジダ菌のエサになるほか、急激な血統上昇を招き、結果としてキレやすい・イライラしやすいといった低血糖症ならではの症状を招く大きな要因となります。乳製品は小麦と同じように、LGSを引き起こす可能性があります。)

腸内細菌がどれほど私たちの感情・性格・能力・体格などに影響しているか、について、杏林予防医学研究所とのコラボレーションプロジェクトである
マイナス1歳からのヘルスプロジェクトから、6月20日公開予定です。
この回だけでも視聴できますので、ぜひご受講下さい(オンデマンド講座です)。

 

マイナス1歳からのヘルスプロジェクト:子どもの才能を伸ばす最高の腸内環境より

プロピオン酸を腸内に注入されたマウスは「物事を忘れることができなくなる」「その場でぐるぐる回る(常同行動の一種)」「単一の物体に固執する」「突発的に走る」「相手を無視する」などの行動がみられたという研究結果が報告されています。
(プロピオン酸は、ヴェイロネラ属やバクテロイデス属などの腸内細菌によって産生される短鎖脂肪酸の一種)

酪酸(短鎖脂肪酸)を投与されたマウスでは、脳内の海馬や前頭葉でのBDNF(脳由来神経栄養因子= 脳の神経細胞の維持や成長などを促す物質)が増加しているのが分かりました。

マイナス1歳からのヘルスプロジェクト



参考記事:食べたものが感情や思考・理解力とすぐに結びつくエピソード2例

 

育児の悩み・発達障害の相談なら子どもの発達デザイン研究所TOPへ戻る

関連記事