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子どもの発達・学力全般

社会に出た時に必要になる国語力とは

子どもの発達デザイン研究所 代表の倉澤です。この記事は、代表の経験談を中心にした、雑談のようなものです。他の記事とは違って気楽に書いていますので、気楽に読んでいただけたら嬉しいです♪

子ども研の国語塾授業を代々木高校でもスタート

代々木高校国語授業

通信制高校の授業ってどんなことをやるの?

4月から代々木高校で国語の授業を受け持つこととなり、午前1クラス、午後1クラス それぞれ50分の授業をスタートさせました。

事前の模擬授業を含めて計6回、授業を終えたところです。
代々木高校は、もう30年もの歴史がある通信制高校です。

「通信制高校ってそもそも通信制なのに、なんで学校に行くの?学校でどんな授業をやるの?」

・・・そう思いませんか?
私も実際に関わるまで、今一つよくわからなかったのです、このあたりが。

高校卒業資格を得やすいため、時間に余裕が生まれる

通信制高校というだけあって、どの学校も、レポートを提出すること+年間決められた日数分のスクーリング(実際に学校に行って授業を受けること)を行うことで卒業できます。

レポートの量や難易度も、学校によって差はありますが、教科書を読めば書けるようなものになっています。
中学校卒業程度の基礎学力があれば、年間のレポート全部を、数日で仕上げることも人によっては可能でしょう。
(ちなみに私の長男は、高校3年時に都立高校を中退し、20歳の時に通信制高校に編入したのですが、一年分のレポートをまる3日で仕上げていました。)

「じゃあ、残りの膨大な時間を何に使うの?」

というテーマが生じます。

社会に出た時に役に立つことを、効率よく勉強できる

もちろん、だからこそプロスポーツ選手や芸能人などを目指す生徒も在籍していて、レッスンに時間を費やすケースもありますし、アルバイトに精を出す人、進学したい大学の勉強に全力を使いたい人もいます。

しかし中には、社会に出た時に役に立つことを、効率よく勉強したいというニーズもあるのです。

通信制とはいえ、しっかり校舎があり、各教科の先生がいて職員室もあれば、広い教室もあります。
相談室などもあり、普通の高校と大差ありません。

そのため、教室を使っての授業も普通に行うことができるのです。
イメージとしては、大学のゼミのような感じでしょうか・・・。

話しは戻りまして、そういうわけで、子ども研の国語塾に白羽の矢が立ったのです。

社会に出た時に必要になる国語力とは

代々木高校で受け持たせていただいている授業は、午前・午後とそれぞれコースが違うため、内容ももちろん異なりますが、いずれも共通して大切にしていることは、子ども研国語塾の授業と同じく、
「社会に出た時に必要になる国語力を鍛える」
ということです。

じゃあ、社会に出た時に必要になる国語力って何なのでしょう?

子ども研で開催している国語塾は、もちろん受験で合格を勝ち取るためのポイントも教えていますが、どのコースであっても、
「論理的に考える力」と「論理的に伝え力」
を鍛えることに特化しています。

これが、社会に出た時に最も大切だと考えているからです。

論理的に考える力が役立つ場面とは?

「今、起こっていることはどのようなことが理由なのか?」
「この問題を解消するには、どのようなステップを踏めばよいのか?」

こうしたことが考えられるようになると、

・感情的になる
・理由がよくわからないまま不安になる
・過去にばかり縛られ未来に目が行かなくなる

といったことが減っていきます。そして同時に、

・建設的に物事を考えることできる
・未来についてある程度予測できる
・企画力が身につく

ようになっていきます。

論理的に伝える力が役立つ場面とは?

「メリット・デメリット両方から考えて、自分はこちらに賛成(反対)だ。」
「自分にとって大切にしたいこと・不快なことは、これだ。その理由はこうだからだ。」

こうしたことが伝えられるようになると、

・何を言いたいのかよく分からないと理解してもらえない
・頭ごなしに否定されたりバカにされたりする
・自分の中で整理されない感情が渦巻いたままになる

といったことがなくなります。そして同時に、

・人間関係のトラブルがぐっと減る
・置かれているポジションの中で信頼される
・提案力が身につく

ようになっていきます。

これらはいずれも、夫婦または恋人同士・職場などといった対人関係であっても、勉強や仕事をする場面であっても、多いに役立ちます。

国語力は自分の心を整理し前を向くためにも必要なスキル

上記通り、対外的に非常に大きな武器となる国語力ですが、実は何より役立つのが、
「自分の気持ちと対話できるようになること」
だと私は思っています。

論理的に考え、論理的に伝えようとすれば、おのずと
「それはなぜ?」
を繰り返していくことになります。

最終的に自分の根源的なものにたどり着き、その過程はまさにカウンセリングそのものでもあるのです。
そのため、子どもだけでなく大人の方にも、小論文コース・思考機能展開コースは受けていただけるといいなと心から思っています。
もちろん、通信制高校を検討している方はぜひ(^^)/

代々木高校HP

子ども研の国語塾

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