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子どもの学習能力・発達障害・不登校改善の結果が出る出ないの差は?

結果が出る・出ないの大事なポイント

大変僭越ながら、多くの事例に接してきて、結果が出る方と、なかなか出ない方の「傾向」が少し見えてきたように思います。
発達障害や不登校などの症状改善については、サポートされるお母様やお父様の傾向であり、勉強においては、子どもの傾向であり、全く同じことが言えると感じます。
参考までに列記したいと思います。

結果が出る人の傾向

1.明るい未来を描き一心につき進む
2.コツコツ地味に続けることができる
3.良い意味でのプライドがある

結果が出ない人の傾向

1.現状にも未来にも不安を抱き自信がない
2.すぐ結果が出ないことに、もうだめだと思いやめてしまう
3.これくらいはしてもいいかな、と中途半端な選択をしてしまう

結果が出ないケースの具体例

結果が出ないケースというのは、

他者からの視点を軸にしてしまい、必要以上に失礼なふるまいを相手に許し、さらに自分たちを貶める結果を招いてしまう

ということが多いように思います。
親の立場でのシチュエーションを例にとってみると、たとえば義両親、親類、近所の人、学校や塾の先生といった人たちとの関わりの中で、
「あなたのお子さんは〇〇が出来ない。」
と言われてしまった時(〇〇には、宿題だったり、集団行動だったり、時間を守ることだったり、整理整頓だったり、、、色々入ります)、
お子さんだけでなく、お母さん自身が「自分を否定されたように感じて」しまい、不必要に相手に申し訳ないと思い、何とかしなくてはと強く思ってしまうようなことです。

この「不必要に」

というところが実はキーポイントで、言われたことに委縮してしまうと、相手は次第に増長するといったおかしな関係が生まれがちなのです。
(この辺のしくみは、意識・無意識の講座や、ご相談対応の中でお話しています。※文末参照)

だからこそ子どものその「足りないところ」をなんとかしようとするわけなのですが、そのため、早く結果を出したいあまりに次から次へと様々なことに飛びついたり、やらせすぎたりして、結果が出ないという悪循環を招いてしまいます。

また、自分がきちんとできていないことや子どもを守ってあげられていないことに対する罪悪感を抱きがちで、それが時折、本末転倒な選択をしたりしてしまうこともあります。
例えばせっかく食事を見直しても、その食事を食べたご褒美にお菓子を与えてしまったり、成績が上がったからとゲームを四六時中やることを許したり、などです。

現状が安定しないため、さらなる将来への不安を抱き、まだ起こってもいないことに対してまでも、ああなったら困る、こうなったら困る、と悪いことばかりを想定してしまいます。
そのため、子どもにうるさく色々と口出しをし、結果、子どもの意志と生きる力をもぎ取ってしまうのです。
これでは悪循環から抜けられません。

結果が出るケースの具体例

上記に対して「良い意味でのプライドがある」と、
ある程度まではがまんでき、許容範囲を超える失礼な扱いをされた際には、ピシャっとラインを引くことができる

のです。これが実はとても大きな力を持っているように感じます。
たとえば、子どもの足りないところを指摘されても、それはそれで受け入れた上で、でもこんないいところもある、というように思ったり、相手に伝えることができます。
親が一人の人間として大切に扱っている子どもは、不思議と不必要に失礼な扱いを受けないものなのです。

これは過干渉や共依存といった関係とは全く違います。
子どもを自分の所有物としてではなく、一人の別の人格を持った人間、として扱うことができるということです。

こうした自分への信頼があると、自分の能力を過信もせず卑下もせず、できる範囲で全力を尽くす、といったことができるため、不必要に目先のことで一杯一杯になることもなく、10年先、20年先といった長期的なスパンで取り組むことができるようになります。

仮にうまくいかなかったとしても、足りなかったことに目を向けるのではなく、できたことに目を向ける前向きさも併せ持っているので、自分への信頼を重ねることができます。
そしてそれが子どもを信頼することにつながり、良い循環が続いていくのです。

子どもの発達には自己肯定感が不可欠

子どもの発達には、子ども自身の自己肯定感が育つこと、子どもが自分の力で生きる希望を捨てないこと、自分の意志で考えることができることが何より大切な土台となります。

先に書いた具体例は、親の立場でのケースですが、たとえば受験勉強など結果を出せる子も同じく、自己に対する信頼と誠意を持っているというのが共通しているように感じます。

成績が良い子や、途中からぐんと伸びる子は、やらない・できない言い訳をあまりしません。
とりあえず素直に受け入れてやってみる前向きさを持っています。

また、ここまでやったからいいや、と自分で限界を作ってしまうことがありません。
興味の対象が、結果を出せる自分の可能性に向くので、よりバージョンアップした自分自身が嬉しく楽しいのです。

これは育てている親自身の自己肯定感が強く影響していることも多く、親から一人の人間として信頼されている子は、無意識的に未来を見ることができるから、なのだと感じています。
未来をあきらめてしまっている子どもは、どんなにやらせようとしても、湧き出てくる力に限界があるのですね。

育児は育自ともいいます。
思い当たる方は意識して、子どもというよりも自分を自分で育て直す気持ちで取り組んでいくと、また違った視点も見えてくるのではないでしょうか。

結果が出る人の傾向と出ない人の傾向として、3つそれぞれ列記しましたが、実はどれも軸となることは一つで、

「自分が確立されているかどうか」

とも言えます。ご参考にして下さったらと思います。
また、お悩みの方はぜひご相談いただければと思います。

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