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親のできること

満たされていない人の思いに引きずられない

思考に柔軟性のない人は他者を受け入れにくい

人間関係で起こる悩みの本質は限られている

親子のみならず、ご夫婦・ご両親・職場・学校などの人間関係からくる様々なご相談をいただき、その内容も多岐に渡るのですが、本質的なところというのはそんなに多種類あるわけではないように感じています。

その中でも特に多い、

「相手が不快だと感じることを言う(文字で伝えることを含む)」
「相手の感情や思いを無視をしたり、高圧的な態度を取る」

ということについて、書きたいと思います。

独自の価値観や理論だけで判断しようとする

子どもに対して、

「こんなこともできないのか?」
「絶対に〇〇学校へ進学しなければ許さない」
「最低でも何点以上取らなければならない」

といったことを言う家族がいて困るといったケースや、担任の先生やクラスメイトなどから、

「(自分のやり方に従わない・自分の常識から外れているので)問題児だ」

という扱いを受け、中にはひどいいじめを受けたケースがいくつかありました。

これらは、関係と言葉を変えれば、上司・部下、妻と夫、ママ友や親せきなどのおつきあいなどでも当てはまると思います。

こうした身近なことだけでなく、最近はインターネットが広く普及し、大勢の人が自由に意見を発信できるようになったことで、様々な人の意見を見聞きする機会が急速に・圧倒的に増えましたよね。

なるほど!と感心したり勉強になったりするものもたくさんある一方、良く知りもしないまま一方的に断言しているようなものも多々あります。

これらは皆、
「自分だけのものさしで物事を見ている」
ことから起こっていることなのですが、同時に、
「そのことに本人が気づけていない状態」
ともいえます。

思考に柔軟性がないことに全く気付けていない

そういう人たちは、厳しい言い方になりますが小さな世界の・小さな価値観しか持っていないのです。

中には良い大学を出たり、社会で地位や財を築けたりしているので、自分の成功が世界のすべて・常識のすべてのような錯覚を起こしてしまったりしているようです。

たとえば、無表情だったり何も言わないからといって、悲しんだり・苦しんだりしていないわけではないことを全く想像できない。
自分が正しいと思っていることへの反論を受けつけない。

要するに、経験という引き出しがとても少ないのです。

自分だけの経験と知識に基づく価値観だけで、何もかも決めてしまう。

自分の知っているやり方・見方にあてはまらないものに対して受け入れる柔軟性がない。逆に言えば、柔軟性がないから、そういうやり方・見方しかできない人生を送っている、ともいえますね。

ちなみに、頭が固いと思われる人は、本当に細胞膜が固いのです。
肉の脂身・バターやラード類・クリーム類・揚げ物や炒め物などの脂質の過剰摂取は、細胞膜の柔軟性を損なうことにつながります。結果、細胞本来の働きを十分に発揮できなくなります。

潜在的に相手を自分のレベルに引き下げようとする

思考に柔軟性がないということはつまり、多角的に配慮し、深く考察する能力が足りないと言い換えることができます。

自分の興味ある分野には集中し、能力を発揮することができても、そうではないところには目も気もいかないのです。

そうなると今度は、自分の正しさだけに注意が行くようになり、自分の正しさが通らない相手に対しては、潜在的に、相手を自分のレベルに引き下げようとします。
そうすることで安心したいのです。
(心理学講座などでは、こういう人間の心理を基礎的に学びますね。)

相手を貶めることで、自分を確認したい。

それはとてもさみしいことだと思いませんか?
そういう人に巻き込まれることほど、もったいない人生の時間の使い方はないですよね。

足りなかったのは、自分や子どもではなくて、相手だったのだな

そんな風に思うだけでも、少し呼吸が楽になるのではないかなと思います。
また、できるだけ関わらないようにしていくことも大切だと私は考えています。

子ども研の国語塾では、1つのことに対して常に賛成・反対両方の立場から3つずつ、考えるようにトレーニングしていきます。このほか、物事の本質に少ないステップでたどり着くことのできる機能展開といった思考法も教えています。
思考力を育てるには、先述通り柔軟な思考力を持つための体の状態を作ることと、筋トレと同じく、多角的に思考するトレーニングを積むことが大切です。

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#コミュニケーション力 #思考力

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