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分子栄養学~量子生物学を扱う理由

1:子どもの発達デザイン研究所がなぜ量子の世界を扱うようになったか

本記事は、弊社にご協力して下さっている大学教授陣・企業様などに適宜取材しながら、極力偏りなく、また出来る範囲で科学的に記載するよう努めております。しかしながら日々、情報が刷新される中で不備が生じる可能性もございます。何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
執筆:代表小宮

 

1.分子レベルで生化学を考えた先にあったもの

一番最初のきっかけは、発達障害の症状がひどかった代表小宮の家族の状態が、“食事で改善できる可能性”に行き着いたことからでした。
それは、「分子栄養学」と近年呼ばれているもので、生命現象を分子レベルで理解することを目的とする「分子生物学」の観点から、摂取する栄養についても考えようとするものです。





従来の古典栄養学では、食生活からくる疾病の原因究明や、その予防を目的としていましたが、分子栄養学では、さらに遺伝子解析技術などの分子生物学的アプローチを駆使して、食生活を分子のレベルで理解しようとしています。

たとえば分子栄養学では、ヒトの体を構成している分子のうち最も基本となるタンパク質が、それぞれの個体差において、またその時に体内で起こっている状況に応じて、無駄なく分解合成するための化学反応に必要なビタミンはどの程度の量か、それら活動を支える細胞の、細胞膜や細胞内外液の重要な材料である、脂質やミネラルの内訳やバランスの状態などを考えていきます。

分子栄養学の観点からみると、病気は、材料が過剰だったり不足したりしていることにより、体内で次々と絶え間なく行われている無数の生化学反応が、どこかにおいて正しく行われなくなり、その連鎖反応の結果として体内で異常が起こった状態であるともいえるのです。

科学技術の進歩に伴い、生命活動が分子レベルで明らかになるに従い、次第に上記の分子栄養学に基づいた食生活を考えることが、健康的に生活でき、また病気を治す可能性があることも明らかになってきました。そのため、病気の治療においてはこれまでの医学的な手術や薬といった方法に加え、分子栄養学的な考え方が用いられるようになってきています。さらに、近年、病気を未然に防ぐ予防医学という分野が確立され、その最も重要な手段の一つとしても分子栄養学が用いられるようになってきています。

日本で分子栄養学の名前を用いるようになったのは、物理学者の三石巌博士だとされています。
海外ではライナス・ポーリング博士のビタミンCの大量摂取や、エイブラハム・ホッファー博士の精神疾患のビタミン療法が分子栄養学の嚆矢(こうし:戦いの初めに放たれる矢のことで、物事の端緒となること)であるとも言われています。

実際に分子栄養学に基づき、細胞が十分な活動を行える条件を整えてあげると、遺伝だから治らないとされてきた発達障害の症状は大なり小なり改善していくことが、自身の家族だけでなく、ご相談いただいた多くの方々によっても実証されています。

集中力がない、物忘れがひどい、先が読めない(行為の結果が分からない)、同じ過ちを何度でも繰り返す、字がきれいに書けない、ぼーっとしている、読字障害、学習障害、ひどいアレルギー・・・・

これらの発達障害と言われる”症状”は、体の中で正しい生化学反応が行われていないことの現れであって、治らない障害ではなかったのです。
この分子栄養学をつきつめていくうちに、量子生物学に行きつきます。

 

2.量子とは

分子は原子でできており、原子は、電子や中性子、陽子といったさらに小さい粒子から成っていますが、この原子より小さいものすべてを量子、と呼んでいます。

私たちの細胞も、タンパク質や脂質、ミネラルや水といった分子から成っているわけで、それらは水素や炭素、ナトリウムなどといった原子の集まりでできています。原子は量子でできていますから、私たちは、量子で成り立っている体を持っている、と換言できます。

同じように、目の前の机も、PCも、あるいは石も土も、空気も、同じように何らかの原子の集まりでできていますから、やはり量子で成り立っている物質や空間に囲まれて生きています。

つまり、私たち人間は「量子の世界に生きている」ともいえるのです。

文部科学省のホームページには、次のようなことが書かれています;

量子とは、粒子と波の性質をあわせ持った、とても小さな物質やエネルギーの単位のことです。物質を形作っている原子そのものや、原子を形作っているさらに小さな電子・中性子・陽子といったものが代表選手です。光を粒子としてみたときの光子やニュートリノ、クォーク、ミュオンなどといった素粒子も量子に含まれます。
量子の世界は、原子や分子といったナノサイズ(1メートルの10億分の1)あるいはそれよりも小さな世界です。このような極めて小さな世界では、私たちの身の回りにある物理法則(ニュートン力学や電磁気学)は通用せず、「量子力学」というとても不思議な法則に従っています。

量子ってなあに?

原子より小さいものをすべて量子と呼んでいるわけですが、この量子のレベルになると、私たち人間には理解できないような世界があることが、近代物理学で明らかになってきたのです。

有名なものに、
「波と粒両方の性質を持つ」
「人間が観察した瞬間に波だった状態が粒子の状態になる」
「時空を超える」
という3つがあります。

にわかには信じがたいSFの世界のようなお話にも聞こえますが、一言で言ってしまえば、量子の世界が不思議なのではなく、人間の能力では理解できないために、それを人間がなんとか頑張って理解しようと思ったら、そう考える(認識する)しかない、という方が正しいように思います。

続きはこちら 2:子どもの発達デザイン研究所がなぜ量子の世界を扱うようになったか

 

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