国語脳とは

国語脳とは

Q. 国語脳とは何ですか?

A. 国語脳とは、子どもの発達デザイン研究所代表・倉澤けいが提唱する、生化学的視点を取り入れた思考力育成の教育理論です。
人が物事を論理的に考え、理解し、自分の言葉で表現する力と、その土台となる脳の働きを、生化学的な視点も含めて総合的に捉えます。

国語脳は、単に国語の成績を上げるための学習法ではありません。
脳が本来の力を発揮できる状態を整えた上で、言葉を通じて考え、理解し、表現する力を育てていく教育理論です。

そのために国語脳では、次の5つの力を重視しています。

1.読み解く力

文章や相手の言葉の意味を正確に理解し、本質を捉える力

2.考える力

得た情報を整理し、物事を多角的に考える力

3.表現する力

自分の考えや気持ちを、相手に伝わる形で言葉にする力

4.見通す力

状況を分析し、未来を予測しながら判断する力

5.自己理解する力

自分の感情や考え方を理解し、自分自身を客観的に捉える力

これら5つの力は、学習だけでなく、人間関係や社会で生きていく上でも重要な土台となります。

Q. 国語脳は大人にも役立ちますか?

A. はい。国語脳は子どもだけでなく、大人も対象とした教育理論です。
年齢を問わず、論理的に考え、理解し、自分の言葉で表現する力を育むことを目指しています。

国語脳 = 5つの力 + 生化学的土台

脳は、食事から得た栄養をもとに働いています。
神経細胞が情報を伝達する仕組みや、集中力・記憶力・思考力といった認知機能も、体内でつくられる物質や栄養状態の影響を受けています。

また、必要な栄養を摂取していても、腸内環境が整っていなければ十分に吸収・活用されません。

そのため国語脳では、

・腸内環境
・栄養状態
・神経伝達
・睡眠
・発達段階

など、脳が本来の力を発揮するための身体的な土台にも目を向けます。

考える力を育てる前に、考えられる脳を整える。

これが国語脳の大きな特徴です。

国語脳を提唱した理由

多くの教育現場では「どう教えるか」「どのような勉強法が効果的か」といった学習方法に注目が集まります。
しかしその前に考えるべきことがあると考えています。

それは「子ども自身の脳が、考え、理解し、学べる状態になっているか」ということです。

どれほど優れた教材や指導法を用いても、脳が十分に働ける状態でなければその力を発揮できません。

脳は、食事から得た栄養をもとに働いています。
考える力や記憶力に関わる神経細胞が情報を伝達するための仕組みも、栄養素を材料に体内でつくられる物質によって支えられています。

しかし、必要な栄養を摂取していても、腸内環境が整っていなければ十分に吸収・活用されません。

また、必要な栄養やその量は、一人ひとり異なります。

学びの土台となる脳の働きを生化学的な視点から整えること――

これこそが教育に欠かせない要素だと考えます。
国語脳は、学習方法だけではなく「考えられる脳」を育むことを出発点とする教育理論です。

国語脳が目指すもの

国語脳が目指すのは、単に国語の成績を向上させることではありません。
脳が本来の力を発揮できる土台を整えた上で、自分で考え、理解し、自分の言葉で伝える力を育むことです。

AI時代では、情報をただ覚えるだけではなく、情報を読み取り、本質を見極め、自分で考え、適切に表現する力がますます重要になります。

国語脳は、学習だけでなく、社会で生きていくための思考力・判断力・コミュニケーション力の土台となるものです。

「わかる」
「考えられる」
「伝えられる」

という力を身につけ、自分らしく人生を歩めること。

それが国語脳が目指す姿です。

本理論の家庭でもできる実践方法は、著書『子どもの「わからない」を「わかる!」に変える「国語脳」の作り方』で解説しています。