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【国語脳】受験合格への道⑤|小4から必要な「志望校別の受験戦略」

中学受験で結果を出すためには、単純に勉強時間を増やすだけでは十分ではありません。
必要なのは、子ども自身の思考力を伸ばしながら、志望校の出題傾向に合わせて戦略的に準備することです。
この記事では、小学4〜6年生の時期に身につけるべき国語力と、志望校合格に向けた具体的な取り組みについてお伝えします。

小学4年生から本格的な受験準備が始まる

中学受験は、高校受験や大学受験とは異なる難しさがあります。
小学校で習う範囲を超えた問題が多く出題され、特に難関校では、単なる知識ではなく、

・文章を正確に読み取る力
・情報を整理する力
・複数の情報を関連づけて考える力
・自分の考えを表現する力

が求められます。
そのため、小学4年生になってから急に受験勉強を始めても、思うように力が伸びないケースがあります。

重要なのは、それ以前に身につけてきた語彙力や思考力という土台です。

前の記事でお伝えしたように、国語力は短期間の詰め込みでは育ちません。
日常生活の中で培われた「考える力」「言葉にする力」が、受験期に大きな差となって表れます。

公立中高一貫校と私立中では求められる力が違う

中学受験と一言でいっても、学校によって必要な力は大きく異なります。

公立中高一貫校で出題される適性検査では、教科を横断して考える力が求められます。
単なる暗記では対応できず、文章や資料から必要な情報を読み取り、整理し、自分の考えを表現する力が必要です。

一方、私立中学校では学校ごとに出題傾向が大きく異なります。
長文読解を重視する学校、記述問題が多い学校、知識と論理性を組み合わせて問う学校など、それぞれ特徴があります。

そのため、

「偏差値が高い学校を目指す」

だけではなく、

「自分の力を発揮しやすい学校を選ぶ」

という視点も重要になります。

小学4年生の終わりまでに志望校を絞る

「5年生になってから志望校を決めればいい」

と考える方もいますが、受験では準備期間が非常に重要です。

小学5・6年生の2年間で、本人の成長や学力の変化はもちろんあります。
しかし、志望校によって必要となる対策は大きく異なるため、早い段階から方向性を決めておくことが大切です。

目安としては、小学4年生の終わり頃までに、3校程度の候補を考えておくことをおすすめします。

大切なのは、親が行かせたい学校ではなく、子ども自身が「行きたい」と思える学校であることです。
実際に学校へ足を運び、

「ここに行ってみたい」

と思える気持ちは、長い受験生活を支える大きな力になります。

小学4年生までに身につけたい国語力

この時期に必要なのは、難しい問題を解く技術ではありません。
まずは、文章を正しく理解するための基礎力です。

具体的には、

・接続詞の役割を理解する
・文章構造を把握する
・原因と結果の関係を理解する
・具体と抽象を行き来する力をつける
・語彙を増やす

といった力です。
これらは、すべて国語脳の土台となるものです。

小学5年生は志望校に合わせたトレーニングを行う

小学5年生では、志望校の問題傾向を把握し、それに合わせた練習を始めます。
具体的には、

・夏休み終了までに志望校の過去問を確認する
・出題傾向を分析する
・似た形式の問題を探して練習する
・冬までに過去問演習を進める

といった取り組みが必要です。

受験問題には、学校ごとの特徴があります。
単純な偏差値だけでは判断できず、問題との相性も大きく影響します。

難しい学校でも問題形式が合えば力を発揮できることがあります。
逆に、偏差値が届いていても問題形式との相性が悪い場合、苦戦することもあります。

小学6年生は本番を想定した力を磨く

小学6年生では、新しい知識を増やすだけではなく、実戦力を高める段階です。
重要なのは、

「時間内に正確に解く力」

です。
例えば60分の試験であれば、54分程度で解き終えることを目標にします。
本番では予想外の問題や緊張もあります。
余裕を持って解く力が、合格につながります。

また、基礎力が十分についている場合は、より難易度の高い問題に挑戦することも有効です。

負荷の高い練習によって、本番の問題が相対的に簡単に感じられるようになります。

受験で最も大切なのは「理解できる脳」をつくること

受験勉強では、どうしても問題集の量や勉強時間に目が向きがちです。
しかし、どれだけ努力しても、情報を理解し整理する力=脳の働きそのものが十分でなければ、学力は伸びにくくなります。

脳が働くために必要十分な栄養素を摂取し、同時に無駄な負荷を省くことが最重要です。

子どもの発達デザイン研究所では、身体の土台、生化学的な視点、そして教育的なアプローチを組み合わせながら、子ども本来の思考力を育てることを大切にしています。
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こちらで紹介しきれない詳細を、著書『子どもの“わからない”を“わかる!”に変える「国語脳」の作り方』にまとめています。ぜひご一読ください。
本記事は、子どもの発達デザイン研究所の5,500件以上の対応実績をもとにまとめています。
「国語脳」は、生化学と教育を融合した、代表・倉澤けい提唱の教育理論です。

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倉澤けい提唱「国語脳」について

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