【発達と生化学】発達障害と診断された息子が変わった理由
この記事は、発達や学習、学校生活について悩むお子さんを育てている保護者の方へ向けて、私、代表倉澤の経験をお伝えするものです。
現在、子どもの発達デザイン研究所では、生化学の視点から食生活や生活習慣を見直し、子どもの学習や発達の土台づくりについてお伝えしています。
その原点となったのは、今から10年以上前、私自身の子育てでした。
きっかけは、息子の発達の悩みでした
当時、小学5年生だった長男は、落ち着きのなさや忘れ物の多さ、集中の続きにくさなど、日常生活のさまざまな場面で困りごとを抱えていました。
私自身も、どう接すればよいのかわからず、毎日が手探りの状態でした。
そんな時、同じクラスのお子さんのお母様から、
「一度、専門の先生に相談してみたらどうでしょう。」
と声をかけていただきました。
児童精神科で検査を受けた結果、長男は発達障害と診断されました。
当時は今ほど情報も支援も多くなく、治療といえば薬物療法が中心でした。
そして、ある方から言われた一言が、今でも忘れられません。
「発達障害は生まれつきのものだから、治ることはない。」
その言葉を聞いた時、目の前が真っ暗になりました。
「この子は、この先どうなってしまうのだろう。」
そんな不安と、自分を責める気持ちでいっぱいになったことを今でも覚えています。
あきらめきれなかった希望
それでも私は、どうしても諦めることができませんでした。
本当に他に方法はないのだろうか。
なぜこのような状態になるのか。
何かできることはないのか。
そう考え、医学書や専門書を読み続ける中で出会ったのが生化学という視点でした。
私自身、医療に関わる仕事をしていた経験もあり、「体の中では毎日膨大な化学反応が起きている」という考え方は自然に受け入れることができました。
食べたものは消化・吸収され、細胞で利用され、エネルギーとなり、神経伝達物質やホルモンの材料になります。
つまり、心や脳の働きも、体の状態とは切り離して考えることはできません。
カロリーや栄養価だけではなく、
「細胞の中でどのような化学反応が起きているのか」
という生化学の視点から食生活を見直すことが大切なのではないか。
そう考え、クリニックで食事や栄養について学びながら、家庭でも少しずつ生活を変えていきました。
少しずつ見えてきた変化
数か月が過ぎた頃から、長男には少しずつ変化が見られるようになりました。
・忘れ物が減る
・指示が通りやすくなる
・部屋をキレイに片づけられる
・字をきれいに書くことができる
・昼夜逆転が直る
・朝から自分で支度をして出かけるようになる
・テストの点数が上がる(最高で高校時代の国語の点数が92点)
・落ち着いて行動することができる
などです。
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成績もみるみる上がり、無事、第一志望だった都立高校へも合格したました。
体の中から変われる可能性がある
「発達障害」と診断された息子が、少しずつ理解力や集中力を身につけ、生活そのものまで変わっていく姿を目の当たりにした時、私は大きな衝撃を受けました。
人は、身体の中から変われる可能性がある。
この事実に心を動かされたことが、私が分子栄養学、そして生化学を深く学び始めた原点です。
その後、多くの文献を読み、専門家のもとで学びを深め、ご相談を受ける中でも、身体の土台を整えることで変化が見られた子どもたちを数多く見てきました。
もちろん、すべての症状が食生活だけで改善するわけではありませんし、変化の現れ方にも個人差があります。
それでも私は
「子どもには、本来持っている力を発揮できる可能性がある」
ということを、一人でも多くの保護者の方に知っていただきたいと思っています。
その思いが、現在の子どもの発達デザイン研究所で、生化学や食生活、そして子どもの能力を引き出す教育について発信し続けている原点になっています。
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多くのご相談対応をしてきた中で、また自身の経験からも、分子栄養学という観点だけでは、限界があるということも見えてきました。
なぜなら、細胞は外からも中からも影響を受けるからです。
音・光・電磁波(電磁波も光の一種)・熱・におい、そして雰囲気などといった場の影響。
時にはそうしたことの方が大きい影響を与えることもあります。
そのため、すべてを包括した「生化学」という言葉でお伝えしています。
生後間もなくからの長男の様子です。合わせてご参照ください。
▶発達障害と診断された息子の育児記録|24時間戦えますか?
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